こんにちは。
現役塗装職人の管理人です。
このページではシャッター塗装の方法についてお伝えします。DIYで塗装したい方に参考になったら幸いです。
シャッター塗装で必要なものと流れ
[box class=”yellow_box” title=”必要な道具”]
・サンドペーパー(錆落としで使う)
・金属ヘラ(錆落としで使う)
・ハケ
・ローラー
・シート(床を汚さないため)
・錆止め塗料
・上塗り塗料[/box]
[box class=”glay_box” title=”塗装の流れ”]
- 錆落とし
- 錆止め塗装
- 上塗り1回目
- 上塗り2回目[/box]
1、錆落としについて
まずは錆落としをしていきます。
塗装で大事なのは下地処理です。
錆を落とさないで塗装するとすぐに錆びてきてしまいますし、目荒らしという作業をしないと剥がれてきてしまいます。ですのでしっかりと下地処理をしていきましょう。
可能であれば、サンダーという機械を使って錆落としすると錆を綺麗に落とせます。
ですが、サンダーは高回転する機械ですので慣れていないと機械が弾かれて怪我をする危険性があります。慣れていない方は機械は使わない方がいいかもしれません。
とくにシャッターは狭い隙間がありますので、そこに入ってしまうと勢いよく弾かれてしまいます。サンダーをかけるときは狭い隙間は避け、力を入れず、表面を軽くかけるくらいにしましょう。
機械がない場合は目の粗いサンドペーパーでも十分です。ホームセンターに#60の目の粗いサンドペーパーが100円くらいで売っているので、それを使ってサビ落としをしましょう。
サビ落としする際は、全面かけるようにしてください。細かい傷をつけることで塗料が傷に入り込み剥がれにくくなります。
しっかりと目荒らしすることも大事な下地処理です。
錆が酷い場合は・・・
錆がかなり進行している場合は「錆転換剤」を塗装するといいですね。錆転換剤とは、赤錆を黒錆に変えてくれる塗料です。
黒錆とは良性の錆といわれており、新品の鉄のようなものです。錆転換剤を塗装すると新品の鉄道用にしてくれるので錆びにくくなります。
おすすめの錆転換剤は「サビパンチ」です。まあまあ安くて効果のある塗料です。
ホームセンターには売っていませんので楽天で購入しましょう。楽天だと安いし送料無料で買えます。少量ボトルがあるので以下の商品がおすすめです。
|
このボトル1本でシャッターは十分塗装できます。
錆転換剤は錆びているところだけ塗ります。錆びていないところには塗装しなくても大丈夫です。
錆転換剤を塗装すると上の写真のように錆ていたところが黒くなるのです。これが黒錆に変わった状態です。
錆転換剤の塗装は必須ではありません。錆があまりにも進行している時に塗装するようにしてください。
2、錆止め塗装について
サビ落としをしたら、錆止め塗料を塗ります。おすすめの塗料は以下になります。
|
おすすめの錆止め塗料は「マイルドサビガード」です。この塗料は錆止め効果が高く、感想が早いので取り扱いやすいです。プロも使う塗料です。
色は赤サビ色、黒、グレーがありますが、シャッターの上塗りは白系にすると思うので、グレーを選ぶのが無難ですね。
塗装方法は、先に隙間をハケで塗り、表面をローラーで塗っていきます。ローラーで塗ることで塗料が厚くつきますし、綺麗に仕上がります。
3、上塗りについて
上塗りもハケとローラーを使って塗装します。おすすめの上塗り塗料は以下になります。
|
SK化研の1液マイルドシリコンがおすすめです。
シリコン系なので耐久性も高いですし、塗りやすい塗料なので初心者の人でも綺麗に塗れます。
こちらも楽天だと安いのでおすすめです。
色は白系かクリーム色がおすすめです。
上塗りに関しては、2回塗るのが基本です。1回だと透けますし耐久性が上がりません。
1回塗ってしっかりと乾かしたら、もう一回塗って仕上げます。そうするとピカピカに輝くシャッターに蘇りますよ!
シャッター塗装 ビフォーアフター

塗装前

塗装前
↓

塗装後

塗装後
このような手順で塗装すると綺麗に仕上がります。ぜひ挑戦してみてください。
以下の動画ではシャッター塗装について詳しく解説されています。ぜひ参考にしてください。
コメント