【シャッター 塗装 diy】図解入り1万円で初心者でもできる簡単な塗替え方法と最適な塗料の選び方

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こんにちは。塗装職人歴18年のトミーです。

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今回は初心者でもできるシャッターの塗装方法と最適な塗料の選び方を図解入りで解説していきます。塗装のプロが実際にやっている方法を伝授しますのでこの方法でぜひ我が家のシャッターを塗装(塗替え)してみてください。

 

シャッター 塗装 diyで気をつけるべき点

まず、シャッターを自分で塗り直しするときは以下の点に気をつけてください。

シャッター 塗装 diyで気をつけるべきポイント
  1. 錆をしっかりと落とす
  2. レール部分はべったりと塗りすぎない
  3. 隙間に塗料を入れすぎない
  4. 錆止めをしっかりと塗る
  5. 上塗もしっかりと塗る

このような点に気をつけてシャッターの塗装をしていきましょう。特に気をつけるべき点は、レールの間にべったりと塗料を塗りすぎないという点です。

シャッターレールは矢印の部分を指します。この隙間に塗料をべったり塗ってしまうとシャッターが開かなくなってしまうことがあります。ですので塗料をたっぷり入れないようにしましょう。

 

そして錆をしっかりと落として錆止めを塗りましょう。シャッターはよく動かすものですので擦れてしまい錆が出やすくなってしまいます。しっかりと錆を落とし錆止めを塗ることで長持ちする丈夫なシャッターにすることができます。

 

この点に気をつけてシャッター塗装DIYを始めていきましょう!

 

シャッター 塗装 diyで用意するもの

シャッター 塗装 diyでは以下のものを用意します。

シャッター塗装で用意するもの
  • マジックロン(錆落とし道具)
  • サンドペーパー(錆落とし道具)
  • ハケ(塗装道具)
  • マスキングテープ(鍵穴を汚さないようにテーピングする)
  • 脚立(シャッター上部を塗るため)
  • 錆止め塗料(錆を抑える塗料)
  • 塗料用シンナー
  • 転換剤(あれば尚良い。錆を鉄に変える優れた塗料)
  • 上塗塗料(仕上げ塗料)
  • シート(床を汚さないため)

このような道具があるとシャッター塗装をすることができます。一つずつ解説していきます。

 

マジックロン(錆落とし道具)

マジックロンは錆を落とす道具です。タワシのようなものですが、ゴツゴツしていてマジックロンをシャッターに擦ることで頑固な錆を落としてくれます。

マジックロンには柔らかいものと硬いものがあります。シャッターの塗装には硬いマジックロンを使うことをお勧めします。#180の粗めのマジックロンを使いましょう。マジックロンはホームセンターでも売っていますが楽天でも販売しています。マジックロンは1個購入すれば十分です。

 

 

 

サンドペーパー(錆落とし道具)

サンドペーパーも錆を落とす道具です。マジックロンである程度錆を落としたら仕上げとしてサンドペーパーで錆を落としていきます。

マジックロンだけだと綺麗に錆を落とせませんので、サンドペーパーを錆を綺麗に落とし、塗装面を平らにします。サンドペーパーをかけることで錆をしっかりと除去できるのでシャッターを長持ちさせることができます。

サンドペーパーにも粗さがありますが、シャッター塗装の場合は#120という粗いペーパーにしましょう。#240や#400は目が細かいので錆を落とすことができません。またサンドペーパーはたくさん使うので5枚ほど購入しておくと良いでしょう。

 

 

ハケ(塗装道具)

ハケはシャッターを塗るときに必要な道具です。シャッター塗装のは2種類のハケを用意します。

  • 目地ハケ
  • 小さめのハケ

 

 

 

目地ハケ

 

小さめのハケ

 

この2種類のハケを用意しましょう。

 

目地ハケはシャッターの隙間やシャッターレールの隙間を塗るために必要なハケです。

小さめのハケはシャッター全体を塗るために必要なハケです。大きいハケだと塗るにくいので小さめのハケを使うと綺麗にシャッターを塗ることができます。

 

オススメのサイズはこちらです。

【楽天】目地ハケ

【楽天】小さめのハケ

楽天でシャッター用のハケが売っていますが、100円〜500円程度で購入できます。上記のURLをクリックするとオススメのハケを確認することができるのでこのサイズのハケを購入してください。

 

マスキングテープ(鍵穴を汚さないようにテーピングする)

シャッターに鍵穴がある場合はマスキングテープでテーピングしましょう。鍵穴も塗ってしまうと鍵をかけられなくなってしまいます。

 

脚立(シャッター上部を塗るため)

シャッターの上部を塗るときは脚立を使って塗ります。3段くらいの低い脚立があると塗りやすいです。

脚立の代用品として箱などでもシャッターの上部は塗ることができるので必ず脚立が必要という訳ではありません。代用品があればそちらを利用しましょう。

 

転換剤(あれば尚良い。錆を鉄に変える優れた塗料)

転換剤とは錆を鉄に変えてくれるという優れた塗料です。

通常の錆を「赤錆」と言います。赤錆は空気や水に触れることで錆が進行してしまい穴が開いたりします。赤錆を放置するとシャッターを交換しないといけなくなります。

錆びたところに転換剤を塗ると「黒錆」に変えてくれます。黒錆とはいわゆる錆びていない状態の鉄です。黒錆状態にしてから錆止め塗料を塗るとかなり丈夫なシャッターになります。

 

転換剤は必ず必要なものではありませんがあると尚良いですね。もし塗装会社に依頼するときは「転換剤を塗ってから錆止めを塗ってください」というと丈夫なシャッターにすることができます。

 

転換剤は楽天でも購入できます。

 

錆止め塗料(錆を抑える塗料)

錆止め塗料はその名の通り錆を抑える塗料です。オススメの錆止め塗料は「ニッペ 1液ハイポンファインデクロ ホワイト」です。

この塗料は塗りやすいですし扱いやすいです。錆止め効果も強いので塗装のプロも使っています。色は赤、黒、白があるのですは、シャッターを塗るときは白を選びましょう。

シャッターを塗るときは4キロ缶で十分塗ることができます。

 

塗料用シンナー

塗料用シンナーは錆止め塗料や上塗塗料を希釈するために必要なものです。錆止め塗料も上塗塗料もドロドロしているので希釈しないと塗りづらいです。ですので塗料用シンナーを入れて塗りやすくします。注意点としては薄めすぎると塗料の効果がなくなるので入れすぎ注意です。

また、刷毛や塗料の入れ物を洗浄するときも塗料用シンナーを使います。量は4リッターもあれば十分です。

 

上塗塗料(仕上げ塗料)

錆止めを塗ったら最後に上塗を行いますが、そのときは「ニッペ 1液ファインウレタン 艶あり」がオススメです。

ウレタンは丈夫な塗料です。シャッター塗装に最適な塗料です。塗装のプロもこの塗料を使います。

色は塗料屋さんに言えば自分の好きな色を作ってもらえます。シャッターは一般的にクリーム色が多いですのでクリーム色のウレタン塗料を購入するといいですね。

 

このような材料を用意したらシャッターの塗装を行うことができます。

ここで紹介した道具の価格をまとめていきたいと思います。

 

シャッター塗装に必要な道具 価格

マジックロン 300円
サンドペーパー 100円
刷毛 2セットで500円
脚立 2000円(不要であれば購入する必要無し)
転換剤 4000円(無くてもよし)
錆止め塗料 4000円
上塗塗料 7000円

脚立、転換剤も購入した場合の合計:17,900円
脚立、転換剤を購入しない場合の合計11,900円

このような価格になります。シャッターをDIYで塗装する場合は1万円ちょっとあれば自分ですることができます。塗装会社に依頼すると丈夫で綺麗なシャッターに塗装してくれますが、2万円〜かかると思うので安く済ませたい場合は自分でトライしてみましょう!

 

 

シャッター 塗装 diyの手順

それではシャッター塗装の手順を順番に解説していきます。

 

ステップ1 マジックロンで錆落とし

まずはシャッター全体を#100〜#180のマジックロンで錆落としします。マジックロンは錆を落とす効果もありますし、シャッターに細かな傷をつけるので塗料の食い付きをよくします。細かな傷をつけることでその間に塗料が入り込むので剥がれにくくなります。

そしてシャッターには汚れもたくさん付いているので汚れを落とすためにもマジックロンをかけます。

 

ステップ2 サンドペーパーで錆落とし

仕上げに#180のサンドペーパーで綺麗に錆を落としていきます。錆がそんなにない場合はマジックロンだけでも良いですが、錆が酷い場合はサンドペーパーもかけるようにしましょう。

 

ステップ3 ホウキを使ってゴミを落とす

錆落としが終わったらホウキなどを使ってゴミを落としていきましょう。

このような小さなホウキがあると便利です。

シャッターのゴミ落としで絶対にしていけないことは「水で流す」ということです。塗料は水の上には濡れませんので塗装面を濡らすことはNGです。シャッターは隙間の多いものなので水が切れないので濡らしてしまうと3日間くらい乾燥の時間が必要になります。ですのでホウキ等を使ってゴミを落とすようにしましょう。

 

ステップ4 錆止めを塗る

今度は錆止めを塗っていきます。上から順番に塗っていきますが、まずはシャッターの隙間(合わせ目)を塗っていきましょう。

上から5つくらい隙間を塗ったら、シャッターの表面を塗っていきます。5つ塗ったら下の段へ行き、5つくらい隙間を塗ったらまたシャッターの表面を塗って行きます。

 

シャッターを綺麗に塗るポイントとしては、上から順番に5つくらい塗っていくようにします。

このような順番で塗っていきます。

まずは上の段の5つを塗り終わったら下の段へ行き、5つ塗り終わったらまた下の段へ行くという流れです。上から順番に塗って行くことでハケ目が出なくなるます。綺麗にシャッターを塗装することができます。

錆止めを塗ったら必ず1日以上明けるようにしましょう。私がオススメする1液ハイポンデクロという錆止めは乾燥が早いのですが、1日開けないと完全に乾きません。特にシャッターの合わせ面は乾きづらいので1日以上明ける必要があります。

気温の高い夏であれば1日開ければ良いですが、気温の低い冬場であれば2、3日明ける必要があります。完全に乾燥してから上塗に入っていきます。

 

ステップ5 上塗

最後の仕上げとしてウレタン塗料で上塗をしていきます。上から順番に仕上げていきましょう。

ハケの他にローラーで塗装する方法もあります。ローラーで塗装する場合は隙間を塗ってからローラーで塗料を塗ります。ローラーの方が綺麗に塗れる場合もあるのでシャッターの表面が平らの場合はローラーで塗装することもオススメです。

 

ステップ6 シャッター塗装完了

これでシャッターの塗装が完了です。このページで紹介した道具を使い、手順通りに塗装をすれば初心者の人でもDIYで綺麗に丈夫なシャッター塗装ができます。

ぜひチャレンジしてみてください。

 

スプレーによるシャッター塗装は初心者がDIYでできるの?

出典:https://ichikawa-paint.com/

シャッターをスプレーで塗装したいという人もいるかもしれません。確かにスプレー塗装(吹き付け塗装)だとハケ目やローラー目が出ないので綺麗に塗装することができます。

しかしスプレー塗装(吹き付け塗装)をするには専門の道具が必要ですし、高い技術も必要です。また、スプレーで塗装するので飛散にも気をつけないといけません。ご近所に迷惑をかけてしまうこともありますし、車に塗料が飛んでしまうということもあります。

ですのでDIYでシャッター塗装をする場合は飛散の心配がないハケ塗装やローラー塗装がオススメです。ハケやローラーを使えば丈夫なシャッターにすることができます。

 

この手順でシャッター塗装すれば間違いなく綺麗で丈夫なシャッターに生まれ変わります!

 

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