外壁塗装の見積もりを取ると、「グランセラトップ」という名前が出てくることがあります。
日本ペイントの「グランセラトップ」は、フッ素樹脂塗料を超える高耐候性をうたう、ハイグレードの無機系外壁用塗料です。

「名前は聞いたことがあるけど、シリコンやフッ素と何が違うの?」
「高い塗料だけど、本当に得なの?」
そんな疑問に答えるため、専門用語をできるだけ抑えて、特徴・メリット・デメリット・選び方をまとめました。
グランセラトップとは

グランセラトップは、
「長くきれいに保ちたい人向けの、日本ペイントの最高クラス外壁塗料」
紫外線・雨・汚れ・藻・カビから外壁を守り、塗り替えの間隔を伸ばしたい方向けの塗料です。
一般的なシリコン塗料より材料費は高くなりますが、「安い塗料で何度も塗り替える」より「最初から耐久性の高い塗料を選ぶ」という考え方に合います。
グランセラトップはどんな塗料?
グランセラトップのコンセプトは「価値を高める、塗り替えを。」
住まいの寿命だけでなく、見た目の美しさも長く保つことを目指した製品群です。
グランセラトップには3つのタイプがある
| タイプ | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 1液水性 | 混ぜ不要・臭いが少ない・取り扱いやすい | 戸建ての一般的な外壁塗装。2024年11月発売の新製品 |
| 2液水性 | 旧「パーフェクトセラミックトップG」から名称変更 | 従来から実績のある2液タイプを希望する場合 |
| 2液ファイン | 弱溶剤系。仕上がりの艶に強み | 艶感・仕上がりを重視する場合 |
見積もりで「グランセラトップ」とだけ書かれている場合は、どのタイプか必ず確認しましょう。
1液水性と2液水性では施工のしやすさや価格帯が異なります。
1. セラミックハイブリッド × ラジカル制御
外壁の塗膜は、紫外線を浴びると内部でラジカルという「樹脂を壊しやすい物質」が発生します。これが色あせやチョーキング(白い粉)の原因のひとつです。
グランセラトップは、セラミック(無機)成分と有機樹脂を組み合わせたハイブリッドに加え、ラジカル制御技術で劣化を抑える設計です。
メーカーは促進耐候性試験でフッ素樹脂塗料を超える耐候性を示すと説明しています。
2. 超低汚染性(親水性・雨洗い効果)

塗膜が水に親しみやすい(親水性)ため、雨が降ると汚れが流れやすくなります。
道路沿いの排ガス汚れや、外壁に付きやすい黒ずみ・藻の付着を抑え、セルフクリーニング効果が期待できるタイプです。
3. 強力防藻・防かび(標準搭載)
以前はオプションだった強力防藻・防かび機能が、グランセラトップでは標準搭載になっています。
南向きの壁、木陰、海沿いなど、藻やカビが出やすい環境で有利になりやすい特長です。
4. 透湿性
外壁の内部から出る湿気を逃がす透湿性があり、塗膜の内側に水分がこもって膨れやはく離が起きるのを抑えます。
5. 弾性仕様にも対応
弾性タイプの下塗りと組み合わせることで、外壁の微細なひび割れに追従する仕様も可能です。既存の弾性塗料からの塗り替えにも対応できます。
こんな建物・用途向け
- 戸建て住宅、低〜中層マンション
- モルタル・コンクリート・窯業系サイディング・ALC
- 店舗・事務所・工場・倉庫など(用途により異なる)
艶は「艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶消し」から選べます。
塗り方は刷毛・エアレススプレー・ウールローラー。
1缶15kgでおおよそ88〜136㎡(1回塗り・施工条件で変動)が目安です。
下塗りが性能を左右するグランセラトップは上塗り塗料です。メーカーは「パーフェクトサーフ」「パーフェクトプライマー」など、推奨の下塗り・下塗り材との組み合わせを指定しています。上塗りだけ高級にしても、下地処理や下塗りが合わないと性能は十分に出ません。
グランセラトップのメリット
| メリット | わかりやすい説明 |
|---|---|
| 高い耐候性 | フッ素樹脂塗料以上の耐久性をうたう。塗り替えの目安年数を伸ばしやすい(立地・環境で変わる) |
| 汚れにくい | 親水性で雨洗い効果が期待できる。黒ずみ・排ガス汚れの付着を抑えやすい |
| 藻・カビ対策 | 強力防藻・防かびが標準。南向き・木陰・海沿いで有利になりやすい |
| 美しい仕上がり | レベリング性(流れ均し)が高く、ムラの少ない艶が出やすい |
| 透湿性 | 塗膜の膨れ・はく離を抑え、外壁の「呼吸」を妨げにくい |
| 1液水性の施工性 | 混ぜ不要・ポットライフなしで、現場のミスが少ない |
| 作業環境 | 水性で臭いが少なく、近隣への配慮もしやすい |
| 室内基準 | ホルムアルデヒド放散等級 F☆☆☆☆(内装用途にも対応する仕様) |
グランセラトップのデメリット・注意点
| デメリット・注意 | わかりやすい説明 |
|---|---|
| 価格 | シリコン・フッ素より材料費・工事費は高くなりやすい |
| 下塗り・仕様が必須 | 上塗り単体ではなく、日本ペイント推奨の下塗り・下地調整がセット前提 |
| 「20年保証」ではない | 業界では期待耐用年数20年前後とされることもあるが、立地・施工・下地で大きく変わる目安であり、固定保証ではない |
| 業者による差 | 希釈率、乾燥管理、吹付技術で仕上がり・持ちが変わる |
| 既存塗膜との相性 | 高弾性タイプの旧塗膜の上には使えないなど、下地の種類によって追加工事が必要 |
| 色・艶の選び方 | 濃い色・艶ありは日焼け・チョーキングが目立ちやすい傾向(塗料共通の注意) |
| タイプの確認が必要 | 1液水性・2液水性・2液ファインで特性と価格が異なる |
パーフェクトトップとの違い
日本ペイントの外壁塗料で、パーフェクトトップとグランセラトップを比較されることが多いです。
パーフェクトトップについてはこちらの記事でも書いていますのでご参考ください。
| 項目 | パーフェクトトップ | グランセラトップ |
|---|---|---|
| タイプ | ラジカル制御型水性塗料 | 無機系(セラミックハイブリッド) |
| 耐久性のイメージ | 約10〜15年が目安 | 約20年前後が目安(環境により変動) |
| 汚れにくさ | ○ | ◎(超低汚染・親水性) |
| 価格帯 | 中価格帯 | 高価格帯 |
| 向いている人 | コスパと標準的な耐久性を重視 | 長期間の美観維持・塗り替え回数の削減を重視 |
パーフェクトトップは、日本ペイントの定番・人気ラインで、バランスの良い選択肢です。
グランセラトップは、そのひとつ上のプレミアムラインと考えるとわかりやすいです。
グランセラトップはこんな人におすすめ

- 15〜20年以上、外壁の見た目を保ちたい
- 南向き・海沿い・工場近く・道路沿いなど、汚れ・紫外線が強い
- カビ・藻・黒ずみを減らしたい
- 塗装は高いので、安い塗料で何度も塗り替えるより、最初から良い材料にしたい
- フッ素塗料の耐久性は欲しいが、無機系の新しい選択肢も検討したい
逆に、予算最優先や、10年程度で様子を見て塗り替えるなら、パーフェクトトップやシリコン系の方が合うことも多いです。
グランセラトップの費用相場
グランセラトップの標準的な施工単価は2,800円〜3,500/m²となっています。
この価格は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを含む合計単価です。
| 工程 | 単価(㎡) | 面積150㎡での相場 |
|---|---|---|
| 足場代 | 約600円〜800円 | 約20万円 |
| 高圧洗浄 | 約100円〜300円 | 約3万円 |
| 養生費 | 約5万円 | 約3万円 |
| シーラー(下塗り) | 約900円 | 約15万円 |
| パーフェクトトップ 1回目塗装 | 約2000円 | 約25万円 |
| パーフェクトトップ 2回目塗装 | 約1000円 | 約25万円 |
| 付帯物塗装(破風板、軒裏、鉄部など) | 約15万円 | |
| 諸経費(廃材処理費、管理費など) | 約10万円 |
家の大きさや家の形状や窓の数などによって塗装費用は変わりますが、平均的に全て込みで100〜150万円前後が相場となっています。
外壁塗装で大損することは避けてください!

外壁塗装はどこに依頼するかで金額も出来も大きく変わってきます。
信頼できる会社であれば100万円(税込)でやってくれることがありますが、悪い会社だと200万円(税込)という高額な価格をふっかけてくることがあります。
無駄な工程を増やしたり、足場が不要なのに足場を組んだりして金額を釣り上げてくることがあります。
また、やる気のない塗装職人が来て手抜き工事をされることもあります。
ですのでどこに依頼するかは慎重に考えてください!
あなたの大事な家です。大事なお金です。
大切な家とお金を守りましょう!

塗装工事をするときは、
少なくとも3社は見積もり依頼してくださいね!
塗装工事を安くする方法その1 自治体の補助金を使う

地方自治体によってはリフォーム費用の補助制度がある場合があるので、確認・申請しましょう。
国や自治体が補助金を出してくれることがあります。※
※自治体によっては現在助成金制度がない場合や自治体毎に条件が異なります。
塗装工事を安くする方法その2 業者選びと見積もり

複数業者から見積もり取得
これはよく言われていることですが、1社だけに見積もり依頼するのではなく、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することで適正価格を見極めることができます。

塗装費用に100万円近くも差が出ることがあります。
業者によっては近所あいさつをせず、現場での態度が悪い業者もあれば、
工事前に近所あいさつをしてくれて丁寧な工事をしてくれる業者もあります。
良い業者は、仕事も丁寧で安心してお任せできます。
業者によって費用も工事内容も変わってくるので複数の会社から見積もりを取りましょう。
塗装工事を安くする方法その3 事前準備をしておく

庭に道具が散乱していると工事がしにくいため、割り増しになることがあります。
足場を組みやすくするためにも、ある程度片付けをしておくと費用を抑えることができます。

ここで紹介した3つのことをやるだけで
塗装費用を安くすることができますよ!
塗装工事をする前に絶対やるべきこと

塗装工事をする前に必ずやっておくべきことが2つあります。
1、自分が住んでいる自治体の補助金を確認する
2、数社に相見積もりをする
この2つをするだけで塗装工事が50万円近く安くなる可能性もあるのです。

塗装工事の助成金について
各自治体がリフォーム工事で利用できる助成金を支給してます。※
※自治体によっては現在助成金制度がない場合や自治体毎に条件が異なります。
工事前に申請が必要なケースが多いので必ず事前に調べておきましょう!
ちなみにヌリカエを利用すると助成金の対象か無料診断することができます。

役所の窓口に行くのが面倒な人はヌリカエで助成金がもらえるか教えてもらいましょう!
相見積もりは悪質業者を避けるためにも必須
塗装工事は経験することが少ないため、素人ではどこがいいのか判断しづらいことがあります。
高く見積もられたり、いい加減な工事をされてトラブルが多い工事のひとつでもあります。
だから、
複数業者に相見積もりを依頼して信用できる業者に任せるのが一番です。
これによって住んでる地域の相場感が分かります。
ご近所に迷惑をかけず、丁寧な仕事をしてもらえる塗装業者を探し出すこともできます。

先ほどもご紹介した
ヌリカエでは大体の相場を教えてくれます。
希望すれば地元の業者を紹介してくれます。
自分で探さなくても口コミの優れた解体業者を紹介してくれるので安心できる相見積もりができますよ。
ぜひヌリカエを利用してみてください。
1分〜2分の入力作業で相場がわかります
なぜヌリカエがおすすめなのか?
| 助成金 | 相見積もり&相場 |
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助成金が分かる
無料診断フォームに入力するだけで助成金が支給対象か教えてくれます。
複数の業者から一括で見積もりを取得
ヌリカエを利用すると、簡単な入力だけで複数の信頼できる業者から見積もりを一括で取得できます。
これにより、価格やサービス内容を比較しやすくなります。
信頼性の高い業者のみ
ヌリカエに登録されている業者は厳しい審査を通過した信頼性の高い業者です。
初めての方でも安心して利用できます。
こんな心配も解消!
「この業者は信頼できるのかな?」
ヌリカエでは、実際の利用者の口コミや評価を参考にすることができるため、信頼性の高い業者を選ぶことができます。
「本当にこの塗装工事でいいのかな?」
専門家のアドバイスを受けながら、自分に最適な工事方法や相場を決めることができます。
「この見積もり内容で妥当なの?」
複数の見積もりを比較することで、価格の妥当性やサービス内容をしっかりと確認できます。

金額的にも小さな工事ではないので複数の方法で業者を選ぶことが大事です。
1〜2分程度で終わるボタン操作で助成金、相場がわかります。
それだけでもやる価値ありますので、
これから解体工事を考えている方にはオススメです!
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