外壁塗装で失敗しないために。見積もりで確認すべき5つのポイント

外壁塗装 豆知識

こんにちは。塗装職人歴18年のトミーです。

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今回は外壁塗装の見積もりで見るべき6つのポイントについてお伝えします。

 

外壁塗装や外壁塗り替えをするときは複数の会社に依頼することが当たり前となっていますが、見積書の見方がわからないと失敗してしまうこともあります。

 

外壁塗装、外壁塗り替え時の見積書の6つのチェックポイントをお伝えするのでこれから外壁塗装をするときは以下のポイントを確認するようにしてください。

 

見積書の内容をよく確認する

見積書で一番目に行くのが「総額」です。外壁塗装をするためにはいくらかかるのかということが最大の関心事でしょう。

 

しかし見積書で重要な箇所は「どこを塗るか」「どういった作業をするのか」「塗装回数は何回なのか」というような細かなところをチェックすべきです。

 

細かなところまでチェックしないとあとでトラブルにもなるのでよく確認しましょう。

 

チェックポイント1 支払い条件を確認する

支払い方法について確認しましょう。外壁塗装やリフォーム全般において言えるのですが、支払い方法は通常2回払いです。

工事前の前金を支払い、工事が終了したら残りの費用を支払うということが多いです。

中には「工事前に全額支払ってくれたら消費税分サービスします」というような会社もありますが、そういった会社は姿をくらませたり倒産する可能性もあるので、基本的に2回払いをするようにしましょう。

 

チェックポイント2 塗装箇所を確認する

意外と多いトラブルとして、「ここは塗るはずだ」「いいえ、ここは見積もりに入っていません。別料金がかかります」という食い違いのあるケースです。

家の人は全て塗ってくれるものだと思っていたのに、塗装会社は塗る箇所と塗らない箇所を決めているということがあります。

よくある点として、軒裏の塗装、雨樋の塗装、破風板の塗装、雨戸の塗装、鉄部の塗装など細かなところの塗装でトラブルになることがあります。

見積もり時にはどこを塗ってどこを塗らないのかを確認しましょう。

もし家の名称がわからない場合は営業マンや職人に確認するようにしてください。

 

家の名称
出典:https://www.gaiheki110.com/kiso/sozai/meishou.html

 

 

チェックポイント3 塗装工事箇所以外の費用を確認をする

よく「足場代無料」と謳う会社もありますが、足場代が無料になることはありえません。住宅1軒に足場をかけるためには15万円以上かかります。15万円を無料にするというのはありえませんので、どこかに足場代を入れ込んでいる場合があります。

ですので見積書で工事箇所以外の費用もしっかりと確認しましょう。

足場代、足場に張るメッシュシート代、養生代(窓や床を汚さないためのビニール掛け)、コーキング代(防水代)、高圧洗浄代など、塗装以外の費用もしっかりと確認しましょう。

無駄な費用がないか確認すべきですし、他社より高い場合は安くしてもらう対策も必要です。

 

中には「バイオ高圧洗浄」をする会社もいます。バイオ高圧洗浄とは酸性の薬品を散布して汚れを浮かしてから高圧洗浄をするという方法です。バイオ洗浄は決して悪い方法ではありませんが、個人的には必要のない方法だと思います。

通常の高圧洗浄で外壁の汚れは綺麗に落とせますのでバイオ洗浄する必要はないと思います。バイオ洗浄をすれば料金も高くなります。もし高圧洗浄で費用が高い場合は安くしてもらうことも考えると良いでしょう。

 

チェックポイント4 塗料の種類と塗装回数を確認する

どんな塗料を使うのかよく確認しましょう。

中には安価な塗料を使っているのに「この塗料は高額なものです」と偽り高く請求してくる悪徳会社もあります。

ですので塗料の種類はリフォーム会社に任せっきりにせず、どの塗料を使うのか確認しましょう。

塗料メーカー、塗料名、成分はよく確認すべきです。そして塗料のカタログも見せてもらうようにしましょう。塗料には必ずカタログがあります。カタログには塗料の缶のデザインも描かれています。

工事が始まった時に全く違うデザインの塗料であれば指摘することもできますね。見積もり時には塗料の種類をしっかりと確認するようにしましょう。

 

また、塗る回数もチェックしましょう。「塗装一式」というように大まかに書く見積書もあります。そういう場合は「これは何回塗るのですか?どんな塗料を塗るのですか?」と確認すべきです。大事な我が家ですのでしっかりと確認してから契約に進みましょう。

 

チェックポイント5 保証の有無を確認する

保証やメンテナンスも大事なポイントです。

30年保証という会社もありますが、その保証内容には保証に含まれない箇所もあったりします。

例えば破風板は保証外、鉄部は保証外というところもあります。ですので保証の範囲や保証年数をしっかりと確認しましょう。

保証年数が長いほうが良いと思う人もいますが、その会社が無くなってしまったら保証の効力は消えてしまいます。であれば保証を短くするか保証を無くして安く済ませるというのも手です。

現代の会社は20年もあり続けるというのは難しくなっています。20年以内に倒産か廃業する会社が多いですので長い保証は期待しないほうが良いでしょう。

保証費用があまりにも高いところは避けたほうが無難です。

 

 

外壁塗装の見積もりは穴があくほどチェックしましょう!

出典:https://tayoreru-gaiheki.com/article/simulation/

 

外壁塗装、外壁塗替えの見積書は穴があくほどよく確認すべきです。

 

料金、塗装箇所、足場代、高圧洗浄代、塗料名、塗装回数、保証費用など色々な箇所をしっかりと確認し、不明なところがあれば営業マンや職人にしっかりと聞きましょう。

 

工事が始まってから「ここは塗るはずだ」「いや、見積もりに入っていない」というめんどくさいトラブルは避けたいですよね。気持ちが良い外壁リフォームにするためにもしっかりと確認しましょう!

 

 

 

外壁塗装をお考えの方へ

塗装職人歴18年の私が外壁塗装で失敗しないための方法について詳しく書きました。これから外壁塗装をしようと思う方はぜひ一読ください。

外壁塗装を失敗しないための自己防衛術はこちら

 

 
 

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