こんにちは。
管理人のトミーです。
このページでは室内塗装について解説していきます。
壁紙を剥がして、裏紙の上に塗装するとどうなるかを実際に検証してみたのでご報告します。
塗装前
塗装前の壁は、よくある壁紙が貼ってある状態です。
オシャレ感をまったく感じない壁紙ですね。どこか汚さを感じてしまいます。
ここは事務所なのですが、この状態だとモチベーションが上がりません。綺麗に仕上げていくため、壁紙を剥がして塗装したいと思います。
壁紙剥がし作業
壁紙剥がしはかなり手間のかかる作業です。
ヘラやカッターを使って剥がしていきます。結構ホコリが出るのでマスクをつけて作業した方がいいですね。
壁紙剥がしは、表面の壁紙は取れるのですが、裏紙は残ってしまいます。どうしても取ることができません。
水を吹きかけて裏紙を浮かせれば、取れることは取れるようですが、あまりにも大仕事になるのであきらめました。裏紙の上から塗装するようにしていきます。
表面の壁紙を取るとこんな感じです。石膏ボードの紙も取れてしまうところがあったり、石膏ボードの繋ぎ目のヒビが出てくる箇所もありました。
パテをすればヒビを埋めることはできるのですが、今回はあえてヒビや穴や凸凹はそのまま生かすようにしてみます。
ビフォーアフターの写真も掲載しますが、こういった凹凸が意外と良い味を出してくれました。
シミ止めシーラー塗装
上塗り塗料をぶっつけで塗装してしまうとシミが出てくることがあります。何回塗っても黄ばんでしまうところが出てしまうのです。
ですので壁紙を剥がしたらシミ止めシーラーという塗料を塗装しましょう。
ニッぺ 水性シミ止めシーラーがお勧めです。水性なのでキツイ匂いはしませんし、安全に取り扱うことができます。DIYで塗装する場合は水性がお勧めです。
楽天だと安く購入できますよ。
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シーラーを塗装すると以下の写真のようになります。
裏紙が浮いてきてしまう箇所が出てくるのですが、これは気にしなくて良いです。
乾くとまた元通りになるので、剥がしたり穴を開けて塗料を中に注入するということはしなくても大丈夫です。
上塗り塗料 塗装
上塗りも水性塗料を塗装します。
艶消しにしたい場合は「エコフラット60」
艶を出したい場合は「オーデコートGエコ」
がお勧めです。
エコフラットには60と70があるのですが、60は室内専用。70は室内屋外にも使える塗料になります。室内の壁を塗る時はエコフラット60で大丈夫です。
オーデコートGエコは室内専用塗料です。ツヤあり、5分ツヤあり、3分ツヤありを選択できます。ツヤありは結構ツヤが出てしまうので、5分ツヤあり、3分ツヤありあたりがお勧めです。
どちらも楽天で購入すると安く購入できます。
色も選択できるので希望の色で注文しましょう。
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塗装はハケとローラーを使って塗装します。
私はN93という色を塗装しました。ほぼ真っ白の色です。
艶は3分ツヤありを選びました。ツヤがあると汚れにくいですし、コンクリート感を出したかったので少し艶を出すようにしました。
艶消しだと汚れがつきやすいのですが、艶ありだと水で拭くと汚れが落ちるので汚れが気になる場合は艶ありを選ぶといいですね。
塗装完了
裏紙の上に塗装すると以下のような状態に仕上がりました。
意外と味が出て良い感じに仕上がっていますよね。
ヒビや穴や凹凸があってもそれはそれで味わいがあります。コンクリートの上に塗装したような風合いも感じますね。
裏紙のざらざら感も味になっています。
「裏紙の裏の塗装してもペンキが剥がれたりしないの?」と思うかもしれませんが、シミ止めシーラーを塗装しているので剥がれの心配は基本的にありません。シーラーは密着を良くする性質があるので剥がれの心配はありません。
壁紙の上から塗装することも可能ですが、今回は壁紙を剥がして、裏紙の上から塗装することをやってみました。
結果として、意外と良い感じに仕上がりました。
今回は壁だけではなく、天井や床も塗装したので部屋の印象がガラッと変わっています。
コンクリート床の塗装方法は以下のページで解説しています。
ビフォーアフター
味気ない汚かった部屋が塗装によってシックで綺麗な部屋に変わりました。
塗装だけでも印象が良くなりますね!
裏紙の上に塗装しても綺麗に仕上がることがわかりました。
真っ平らな壁にしたい場合は裏紙の上に塗装はお勧めしませんが、「凹凸があっても気にしない」「ヒビや穴があっても気にしない」という方は裏紙の上に塗装すると良い感じに仕上がるのでお勧めします。