こんにちは。
現役塗装職人の管理です。
最近の夏はかなり暑いですよね。
30年前の夏の暑さとは違い、恐怖を感じるくらいの暑さになってきました。
これもアスファルトが敷かれたり、以前より木が少なくなっていることも影響しているのかもしれません。
気温が上がったことで家の中もかなり暑くなるようになりました。そこで注目されているのが「遮熱塗料」です。
遮熱塗料とは何かというと、文字通り「熱を遮断する」効果のある塗料です。通常の塗料だと熱を遮断することなく家の中まで熱を伝えてしまいますが、遮熱塗料を塗ると熱を反射させるので家の中に入りにくくさせてくれます。そのため、家の中の温度が下がるということなのです。
私がおすすめしている屋根用の遮熱塗料は「SK化研 クールタイト」という塗料です。この塗料は遮熱性が高く、耐久性も良いのでおすすめできます。
クールタイトを塗ることで熱を反射させるため、家の中に熱を移動させないようにしてくれます。その結果、室内の温度上昇を抑制してくれるのです。
実際の試験だと、室内温度は約3℃も下がったという結果が出ました。
一般塗料と遮熱塗料の比較
遮熱塗料 | 一般塗料 | |
屋根表面温度 | 約63℃ | 約73℃ |
屋根裏空間 温度 | 約56℃ | 約62℃ |
室内 温度 | 約42℃ | 約45℃ |
遮熱塗料を塗ることで屋根の表面温度も下がりますし、室内温度も下げることができます。室内温度が約3℃も下がればエアコン代も安くできますね。
遮熱塗料はこれからの時代にとても良い塗料です。
では遮熱塗料の正しい施工はどのようなものでしょうか?遮熱塗料は普通の塗料と違うため施工方法が変わります。正しい施工方法を知らない塗装職人もいますので、家の人も正しい方法を理解するようにしましょう。
屋根 遮熱塗料の正しい施工方法
遮熱塗料の塗装は合計3回塗装することが基本となっています。
鉄板屋根の場合は「プライマー(錆止め)」→「遮熱塗料中塗り」→「遮熱塗料上塗り」の合計3回塗りが基本です。
スレート板屋根(コロニアル屋根)の場合は「プライマー」→「遮熱塗料中塗り」→「遮熱塗料上塗り」の3回塗りが基本となりますが、スレート板が傷んでいる場合はプライマーを2回、3回と塗装します。
吸い込みがなくなり、屋根に若干の艶が出るまで塗装しますので、傷んでいるスレート板屋根の場合は、合計5回塗ることもあります。
また、遮熱塗料を塗装する場合はプライマーの色は「白」にする場合が多いです。メーカーによって仕様は異なりますが、SK化研の屋根用遮熱塗料の場合はプライマーは白を塗るようになっています。
遮熱塗料 プライマー塗装の様子
鉄板屋根に遮熱塗料を塗るときは「クールタイトプライマー」という遮熱塗料専用の塗料を塗ります。
遮熱塗料 中塗りの様子
中塗りからはクールタイトの上塗り剤を塗装します。
ローラーとハケを使って透けがないように塗装します。
遮熱塗料 上塗りの様子
中塗りをしっかり乾かしてから上塗りを行います。塗料をこすって塗るのではなく、塗料を置いてくるイメージでたっぷりと塗装するようにします。
そうすることで塗膜が厚くなり耐久性も上がり、遮熱性も上がります。
屋根 遮熱塗装完了
このように屋根に遮熱塗料を塗ることで室内温度を下げることができ、屋根の耐久性も上げることができます。
鉄板屋根は熱を保持しやすいものなので、遮熱塗料を塗ると温度を下げることができます。ですので鉄板屋根やスレート板屋根のお宅に住んでいる場合は屋根に遮熱塗料を塗装するといいですね。
遮熱塗料を安く塗装する方法
遮熱塗料は一般塗料より高いです。
一般塗料だと屋根全面塗装で30万円だった場合、遮熱塗料にすると40万円くらいになってしまうかもしれません。塗料が高いためどうしても費用は高くなります。
しかしながら、家の人は遮熱塗装の相場というものを知りません。ですのでものすごく高く見積もられても「高いのか安いのかわからない」ということになってしまうのです。
本当は40万円で遮熱塗装をできるのに「遮熱塗装は特殊なので70万円です」と営業マンに言われても「あ。そっか。特殊な塗装だから仕方ないよね」となってしまい、無駄にお金を払ってしまうこともあり得るのです。
特にリフォーム会社は高く見積もることが多いので、塗装会社からも見積もってもらうようにしたほうがいいです。
遮熱塗装を安くしたいのなら「塗装を直接行ってくれる塗装会社に依頼する」というのが最善の方法です。
リフォーム会社は広告費や人件費がかかるのでどうしても高くなってしまいますが、塗装会社は自社で塗装するため安く塗装できます。ですので直接塗装会社に依頼してみましょう。
塗装会社に依頼する方法でおすすめな方法は「ヌリカエ」という無料サービスを利用することです。
ヌリカエとは優良塗装会社を無料で紹介してくれるサービスです。全国対応しており、その地域の優良塗装会社が登録しています。その塗装会社に無料で見積もり依頼できるというものです。
ヌリカエを使うことによって安くて良い仕事をしてくれる塗装会社に見積もり依頼ができます。もちろん値段や相性が悪ければ断ることができます。
塗装会社だと遮熱塗装がいくらになるか確認したい場合はヌリカエを利用してみるといいですね。
安くで安心の遮熱塗装をしたい場合はヌリカエを利用して直接塗装会社に見積もり依頼してもらいましょう!
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